音楽レーベルVacances Musicales
バカンス・ミュジカルは2021年10月にピアニスト杉浦菜々子と音楽プロデューサー高久弦太(ペンネーム:山中哲人)、エンジニア前田巳代三が設立したクラシック専門の音楽レーベルです。
「こんなアルバムがあったらよかった!」という「あるようでない」を実現します。
「アーティストと共に一切のしがらみなく、楽しみながら理想を追求する」それが私たちのポリシーです。
第一作の『休暇の日々』はセブラックの同名の名曲集を中心に、フランスバロックの名曲、タイユフェールを散りばめてまとめた「フランスもの」のアルバムです。「クープランの名曲〈神秘のバリケード〉をチェンバロ原曲の変ロ長調ではなく、ピアノの適正音域である変ホ長調で演奏する」、「使用楽器は山田耕筰が愛用した幻の楽器スタインベルク・ベルリン!」など、未知の試みにチャレンジし、細部までこだわり抜いた至高の一品です。
今後もバッハとヴァイスのリュート音楽をピアノでカヴァーしたアルバムなど、バカンス・ミュジカルならではの唯一無二の音楽をお届け致します。
- Latest Release -
2023年4月27日リリース
知られざる山田耕筰のピアノ音楽
ピアノ:杉浦菜々子
★『レコード芸術』誌準特選盤
2022年9月20日リリース
〜日本近代音楽の礎を築いた山田耕筰には、全く知られていないピアノ音楽の傑作が数多く存在した!
一次資料を精査し、未出版の作品群を復刻・蘇演。ミューズ・プレスより楽譜同時発売の出版連動プロジェクト。〜
使用楽器:山田自身も愛奏した「幻のピアノ」スタインベルク・ベルリンのこの世ならざる幽玄な響きとヤマハが生み出した画期的新モデルC3Xespressivoの調べ
山田耕筰のピアノ音楽やピアノとの関わりは今なお知られているとは言いがたい~中略~これらのCDと楽譜を通じて、山田耕筰のピアノ音楽に広がる豊饒な世界が、あらゆる聴き手と弾き手に開かれることを願ってやまない。(制作中CDブックレットより)
髙久 暁 (音楽学・音楽評/日本大学 芸術学部 芸術教養課程 教授 )
ぼくが見た戦争/思い出の中学校
島田征夫(詩)・大野瑞季(作曲)
ピアノ:大野瑞季
朗読:横森由衣
バリトン:堤智洋
2023年4月27日リリース
『休暇
島田征夫による戦争体験を綴った貴重な絵本と
戦後間もない世情を映した詩に気鋭の若手作曲家・大野瑞季が
作曲。CD化して世に送るプロジェクト。
【収録曲】
「ぼくが見た戦争」~朗読とピアノによる~
1939年、第2次世界大戦開戦の年生まれのぼく。
戦争体験の記憶を綴った同名絵本を朗読と音楽によって
新に語り直しました。
「思い出の中学校」~バリトンとピアノによる~
戦後の世情を色濃く反映した中学生時代。
その思い出をつづった詩を歌曲で聴いてください。